仕事人

解決のための各制度

相談前に用意する書類チェックリスト

相談を有利に進める第一歩は、正しい資料をそろえることです。感情や事情だけを伝えるより、通知書、収支、財産、支払可能額を見える形にしたほうが、制度の話に進みやすくなります。

この記事の要点
  • 通知書、督促状、差押関連書面はすべて残します。
  • 収入、支出、預金、借入、事業資料を整理します。
  • 相談メモを作り、伝える順番を決めてから連絡します。

必ず残す書面

督促状、催告書、差押予告通知書、差押調書、納付書、残高明細、担当部署からの書面は捨てずに残します。日付や期限が重要になることがあります。

複数の税目や保険料がある場合は、書面を税目ごとに分けます。国税、住民税、国民健康保険料、固定資産税、社会保険料では、担当部署や手続きが異なります。

収支の資料

給与明細、年金通知、売上台帳、請求書、通帳、家賃、光熱費、医療費、保険料、借入返済表など、毎月のお金の流れが分かるものを用意します。

事業者は、売掛金、買掛金、仕入れ、外注費、従業員給与、税金以外の支払いも重要です。事業継続に必要な支出を示せないと、納付可能額の説明が弱くなります。

財産の資料

預金、不動産、車両、生命保険、売掛金、在庫、借入など、財産と負債を整理します。財産がある場合も、すぐ換金できるのか、生活や事業に必要なのかで意味が変わります。

差押えられると困る財産については、困る理由も書き出します。たとえば、事業用口座、給与振込口座、取引先への売掛金などです。

相談メモ

最後に、相談で伝えるメモを作ります。滞納した理由、現在の状況、一括で払えない理由、毎月払える金額、使いたい制度、差押えられると困る財産を、短く整理します。

よくある質問

Q. 資料が全部そろわないと相談できませんか?

A. 全部そろわなくても、期限が迫っている場合は先に連絡してください。そのうえで追加資料の提出期限を確認します。

Q. 通帳や収支を見せるのが不安です。

A. 猶予制度では収支や財産の確認が重要になります。見せる範囲や必要資料は、担当部署に確認しながら進めてください。

参考にした公的情報

制度の名称や最新の運用は変更される可能性があります。実際の申請では、必ず担当機関と公的情報を確認してください。

おすすめ

この記事の手順を、
そのまま使ってみませんか?

次の一手(確認・相談・書類・交渉の順番)を迷わないように整理したマニュアルを用意しています。

督促・差押マニュアルの詳細を見る