「税務調査が終わり、修正申告をするよう言われた」
「しかし、その追徴課税額は、到底一括で払える金額ではない…」
「税務署は『一括で払え』の一点張り。このままでは差押えになってしまう…」
税務調査という大きなプレッシャーの末に、さらに高額な納税という厳しい現実を突きつけられ、途方に暮れてはいませんか?
税務署の担当者から「原則は一括納付です」と強く言われ、交渉の余地などないように感じているかもしれません。
しかし、諦めるのはまだ早いです。
法律で定められた**「納税の猶予」**という制度を正しく活用し、専門家が代理人として交渉することで、絶望的な状況を覆し、現実的な支払い条件を勝ち取ることが可能なのです。今回は、まさにその交渉を成功させた事例をご紹介します。
【ご相談の背景】税務署の「一括納付」という高い壁
今回ご相談に来られたのは、税務調査を終えたばかりの個人事業主の方でした。
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ご相談者様の状況:
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相談者: 個人事業主
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問題の発生: 税務調査で申告内容の誤りを指摘され、修正申告が必要に。
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直面した問題:
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追徴課税(所得税・消費税・各種加算税)が発生。
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税務署からは**「修正申告書を提出する日に、本税を全額一括で納付するように」**と強く指導された。
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相談前の悩み:
事業の資金繰りも厳しく、とても一括で支払える状況ではなかった。しかし、税務署の厳しい態度にどう反論していいか分からず、「このままでは事業に必要な銀行口座や売掛金を差し押さえられてしまう」と、強い危機感を抱いてご相談に来られました。
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【交渉のポイント】なぜ「分割払い&延滞税免除」が可能になったのか?
私たちは、ご相談者様がただ「払えません」と訴えるのではなく、法律と事実に基づいた戦略的な交渉を行いました。
【ポイント1】「納税の猶予」の適用要件を証明したこと
まず、ご相談者様の事業や財産の状況を詳細に分析。その状況が、国税通則法に定められた**「納税の猶予」の適用要件(国税を一時に納付することにより事業の継続又は生活の維持を困難にするおそれがあること)」に該当することを、客観的な資料(事業計画書、資金繰り表など)と共に、論理的に証明**しました。
【ポイント2】修正申告と猶予申請を「同時に」行ったこと
税務署の言う通り、ただ修正申告書を提出するだけでは、その瞬間に納税義務が確定し、差押えのリスクが高まります。私たちは、修正申告書を提出するタイミングで、同時に「納税の猶予申請書」を提出。 これにより、「納税の意思」と「支払いが困難である具体的な事情」をセットで示し、交渉の主導権を握りました。
【ポイント3】専門知識を得て論理的に交渉したこと
税務署の担当者も、専門知識を得て論理的に交渉するご相談者様に対して、無茶な要求はできません。私たちとご相談者様は、法律の条文を根拠に、ご相談者様の権利を主張。感情論ではなく、法的な土俵で対等に交渉を進めたことが、今回の結果に繋がりました。
【解決】一括払いを回避!分割納付と延滞税の一部免除を同時に実現!
私たちの交渉の結果、税務署は主張を受け入れ、以下の条件で合意に至りました。
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✅ 一括納付を回避し、「1年間の分割納付」が認められた!
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✅ 「納税の猶予」が適用され、猶予期間中の延滞税が一部免除された!
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✅ 差押えのリスクが完全に消滅し、安心して事業に専念できる環境が整った!
もしご相談者様が一人で対応していたら、おそらく税務署の圧力に屈し、無理な借り入れをして一括納付するか、あるいは差押えを受けて事業が立ち行かなくなっていたかのどちらかだったでしょう。
まとめ:払えない追徴課税は、まず「交渉」を検討すべき
税務署から「一括で払え」と言われても、決してそれが絶対ではありません。あなたの状況が法律の定める要件に合致すれば、「分割払い」や「延滞税の免除」を勝ち取ることは十分に可能です。
しかし、そのためには、
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法律(特に「納税の猶予」制度)に関する深い知識
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こちらの主張を裏付ける、客観的で説得力のある資料作成能力
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行政を相手に臆することなく対等に渡り合える交渉力
この3つが不可欠です。
もしあなたが今、払えない追徴課税を前にして途方に暮れているなら、一人で戦おうとせず、まずは私たち税務交渉のプロにご相談ください。あなたの事業と生活を守るため、最善の交渉戦略をご提案します。
あなたにとって最も有益な情報を
あなたが、お金は有るが税金は払いたくなく、滞納しているのであれば「払えよ」としか言いようがない。
あなたが、払いたくても払えない人であれば、あなたの状況を好転するための最も有益で価値のある情報を提供することを約束する。
すべての問題の解決には、
- 基本である制度を知る
- 参考となる実例を基にシュミレーション
- 交渉を優位に進める
の3点を、三位一体で進めなければ解決には至らない。
解決事例から、あなたの状況を解決に導く実例を参考に、解決に繋げていただきたい。
制度の理解や、確実に成果を上げるための交渉・申請のポイントを、簡単に分かりやすくまとめたマニュアルも提供しているので確認していただきたい。
お客さまの声
三重県:男性
「督促状・差し押さえ対策マニュアル」を購入し、
兵庫県:女性
差押え解除のお願いに役所に何度出向いても「無理」の一点張りでしたが、督促状・差押えマニュアルを読んで交渉したら職員の態度が180度かわりました。本当にマニュアル通りに交渉したらこんなに簡単に解決できたのにビックリです。今後は経営を立て直すための勉強もしっかり進めていこうと考えています。再チャレンジができるのもマニュアルのおかげです。ありがとうございました。また、これからもよろしくお願いします。
愛知県:男性
御社が資金繰りが専門の会社とは知りませんでした。スタートアップセミナーなどにも多く参加しネットショップを開業しました。しかし、現実は厳しく学んだものはほとんど使えない知識ばかりでしたが、ここの情報は凄い!ほんとに凄いです!言われてみたら「なるほど」と思うことばかりですが、こんなに簡単にすぐに成果を出せるノウハウは他には絶対ないですね。開業前に知っていたらこんなに苦労しなくて済んだかも・・・です。
無料 差押え3対策
差押問題の解決には3つの必要なことがある。
- ひとつ目は、法的制度を活用し、確実に徴収権力から差押えを回避・解除・返金することだ。
- 二つ目は、そもそもの税・保険料額を見直す。
- 三つ目は、収支・資金繰りを見直す。
ひとつ目は上記に示すマニュアルを参考にしていただきたい。二、三については自分では十分に実施していると思っていても、第三者が客観的に見直すことで状況が一気に好転する場合も多々ある。
私たちがコンサルティングしているクライアント様であっても、見直すとほとんどの場合は改善点が見つかる。ただ、私たちが直接コンサルティングを行うと高額となるので、無料で見直しができるコンテンツを以下に示すので活用していただきたい。
税金や保険料の滞納だけでなく、借入金の返済問題も同時に抱えている人が多い一方、差押え問題の解決には債務整理も大きくかかわってくることはあまり知られていません。
なぜなら、一般的に言われるように税金の滞納は自己破産を行っても消えることはありません。しかし、実は債務整理を行うと同時に「滞納処分の執行停止」という制度を活用すれば滞納本税・延滞税をともに消滅させることができるのです。
債務整理は自己破産だけでなく様々な方法がありますので弁護士にご相談ください。滞納税金・保険料の納税義務を消滅させゼロにする唯一の方法である「滞納処分の執行停止」は、債務整理の手続き後に自らが申請することで適用される制度です。
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