税務調査での反面調査に抗議し納得の修正申告
大阪・住之江のマジメさん(仮名)=機械据付=は昨年7月から夫婦で調査を受け、4月26日に終了した。
妻・ヨイ子さん(仮名)は「不安な気持ちを抱え、苦しかったけれど納得できる結果になって本当によかった。仕事人グループのメンバーの励ましなしでは、頑張れなかった」とほっとした表情を見せている。
- 税務調査で帳簿に見直し
- 承諾なしの反面調査
- 税務調査は任意調査
税務調査で帳簿の見直し
マジメさんの調査は、消費税が2012(平成24)年から4年間、所得税は2012年から3年間だった。
帳簿が不十分だったことから領収書を整理して帳簿を正確にした。出張が多く、多額の現場経費が発生することを重視し、再度数字を見直して帳簿に反映させた。
承諾なしの反面調査
調査の最中、署員はマジメさんの承諾なしに銀行への反面調査を行ったことから、仕事人グループのメンバーと一緒に抗議。
仕事人グループのメンバーが毎回、別室で調査を見守る中で資料確認が進み、署員はマジメさんの主張に理解を示した。
税務調査は任意調査
最後に、署員は来署するように言ったが、「調査は納税者の協力の下で行われる任意調査」であることを確認し、調査は自宅で終了。マジメさんは納得して消費税と所得税を修正申告した。
参考:全国商工新聞から
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