「一部負担金免除」を申請し入院費が無料
足首を骨折して入院を余儀なくされた京都府山科区のマジメさん(仮名)=サービス=はこのほど、京都市国民健康保険(国保)の「一部負担金免除」を申請し、約20万円の入院費が免除になった。
「入院費が免除になったので助かった。退院し元気になったら、滞納保険料を払っていきたい」と話している。
- 「一部負担金免除」を申請し入院費が無料
- 国保料の滞納で保険証がない
- 一部負担金免除の申請
国保料の滞納で保険証がない
過去に国保料の滞納が約30万円あり、分割で払ってきたマジメさん。
しかし、今年からの支払いが困難となり、2月末で短期保険証も切れていた。骨折し病院に行こうにも保険証がないため、仕事人グループに相談した。
すぐに仕事人グループのメンバーと一緒に区役所に行き、滞納の保険料は分割で払うことを約束。病院で治療の必要性・緊急性を説明し、その場で短期の国保証を発行してもらった。
地元のヒトダスケ診療所(仮名)に相談して、すぐにヒトダスケ病院に入院手術することができた。
一部負担金免除の申請
今回の入院で副業のアルバイト収入も途絶え、生活が苦しくなることなどを説明し、収支を説明する文書も付けて、「一部負担金免除」を申請した。
同制度は、国保の3割自己負担分を免除する制度だが、所得基準や財産調査等の基準がある。マジメさんの場合は、滞納があるため入院期間のみの適用となったが、申請通りの決定がされた。
(参考:全国商工新聞から)
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